ThinkPad X220の構成とベンチマークテストの結果(2)
X220の性能面は?という事で、複数のベンチマークテストを行ってみた。(前の記事)
![]() 掲載しているマシンの構成はCore i7-2620Mや8GBメモリ、160GB SSD・・とスペックの高い内容を持つモデル。 グラフィックスこそ内蔵のHDグラフィックスだが、パフォーマンスはかなり高い。というわけで以下、その性能面について触れてみた。 まずはCPU-Zの内容を掲載。 ![]() CPU情報 ![]() キャッシュ ![]() MB ![]() メモリ情報 ![]() グラフィックスの情報 主な構成は上に書いた通りなのでもう一度は触れないが、X220の中でも上位構成にあたるモデルを、さらにカスタマイズでスペックアップしている。 ゲームを除く大抵の作業では、全く不足のない内容だと思う。 ![]() さすがにスコアは高い。 グラフィックスはともかく、CPUもメモリもプライマリハードディスクも7を超えるという結果。 購入時にここまでやると結構な値段になるが、ThinkPadはCPU以外は容易にパーツの換装や追加等ができるだろうから、自分でカスタマイズすれば思ったほどの価格にはならないと思う。 ![]() 今のSSDに比べるとスコアは低い方かもしれないが、この当時ではこれが一般的なSSDのスコアである。 現在出回っているSSDでは、6gb対応のものだと上記の1.5倍〜2倍くらいのスコアは出ると思うが、今回のモデルのSSDと比べて体感速度の差はそれ程大きくない。(もちろん作業内容にもよる) ![]() ![]() 内蔵グラフィックスだが、この頃位からのCPUの内蔵グラフィックスは性能が上がっているため、グラフィック性能はそれ程悪くはない。 MHF第2弾 ![]() BIOHAZARD 5 ![]() デビルメイクライ4 ![]() FF14(LOW) ![]() FF14(HIGH) ![]() グラフィック性能が悪くはないといっても、ゲームはさすがにちょっと厳しいものがある。 とはいっても、X220でゲームをしようと思うユーザーはいないだろうし、今回のマシン位の性能があれば、大抵の作業は快適にこなせるだろう。 動画のエンコード等にも利用できると思う。 ThinkPad Xシリーズは、Edgeなどのシリーズに比べると同じ構成でもやや高めの値段になるが、操作性など諸々の部分でそれだけの価値があるモデルだと思う。 長く使える製品なので、多少高くとも、購入時はそこそこ納得のいく構成を選択した方が良いだろう。(特にCPU) |